hinomarulamanchaのブログ

スペイン滞在24年

スペインで 甘酢あんかけ いと旨し


「豚の甘酢あんかけが食べたい!」


「ほんなら、作ったらええやん。」


と、ひとりごと。。。

豚肉  あばら骨つきの角切にしたもん。



野菜   にんじん・赤ピーマン・ふつうのピーマン・トマト・たまねぎ・ニンニク



オレンジとローレルの葉っぱ。
スペインのこんな田舎には「中華の素」とかはないんで、オレンジでカモフラージュ。



調味料  オリーブオイル・お酢・しょうゆ・白ワイン・くみん・片栗粉・コショウ


ここには出てないけど、塩と砂糖も少しだけ。



豚肉に塩・コショウして表面がこんがりするまで、良く炒める。


肉を取り出し、おなじフライパンで野菜を炒める。



トマトはすりトマトに。


すりトマトを加える。


砂糖も少し加える。



肉を加えて一緒に炒める。



オレンジを絞る。



オレンジしぼり汁、コップ一杯を加える。



白ワイン、コップ一杯を加える。


お酢、大さじ1杯を加える。



しょうゆ、大さじ1杯を加える。


クミンをパッパッパっと加える。


ローレルの葉っぱをのせ、中火で肉が柔らかくなるまで煮る。30分くらい。
水分が足らなくなって、焦げないようにちょっとずつ水を足してあげる。



コップ半分の水に片栗粉小さじ一杯いれて、よくかき混ぜる。
これを煮物に加える。



ゆっくりとかき混ぜ、味をみて、とろみがついたら、出来上がり。



たっちゃ~ん!!


食べたかった「豚の甘酢あんかけ」だよ~~~ん。



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見て、楽しめるスペインはラ・マンチャの観光です。

ラベンダー 香りにつつまれ モンティエル

スペインの偉大なる女優さん、サラ・モンティエルさんをご存じ?
そんなん、誰も知らんわな。スペインじゃ、かなり有名なんやけど。


その女優さんの出身地が、ラ・マンチャの東の端っこにあるモンティエル高原。


ドン・キホーテでおなじみの風車がある、ここが彼女の生まれの地。


ですが、今日はここから割と近くにある、オサ・デ・モンティエルを紹介。
ここは、ラベンダーの精製所。



海抜900m。
向うにある畑、今は何も見えません。。。が。





5月~7月にかけてこんな素晴らしいラベンダー畑に変身。



8月にラベンダーのお花を収穫します。
この大きなお釜にいれて、加熱します。



大きな釜。1500㎏入るんだって。




加熱されたラベンダーから出た蒸気がパイプを伝ってプールで冷やされます。



蒸気が液体になり、さらにそこから脂分のみを抽出して、ラベンダーのエッセンスができます。



この精製所では、ラベンダーだけでなく、ハーブ野ばらやいろーんな薬草のエッセンスも作られてます。



エッセンスから作られたボディーロションもあるでよ。


ラベンダー:ストレス解消
野ばら  :顔のシミ取り
ローズマリー:体の痛みどめ
マジョラム:気管支炎の予防


などなど、体にいいことばっかり。



これはパプリカ。これも自家製。



これらは煎じて飲む薬草。


肥満予防
アレルギーの症状をやわらげてくれるもの
コレステロールを下げてくれるもの
消化を助けてくれるもの
頭痛をなおしてくれるもの
便秘解消・・・


いっぱいあるよ、いいものが。


天然100%だから、副作用の心配ご無用。




水分がとられてカラカラになった草は砕いて畑の肥料に使われます。



と、まぁー、エコロジーな精製所です。



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「こんなのんびりしたラ・マンチャに行ってみたいなぁ~」って思ったなら。。。


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ルイデーラ 伝説を秘め みごとなり

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ラ・マンチャ地方の東方にはモンティエル高原がある。

ラ・マンチャの国道はどっちを向いて行ってもまっすぐ
今日はちょっと曇り空、気温は23℃。風が気持ちよくゆらゆら吹いている。



この先、80kmほどのところにラ・マンチャのオアシス、ルイデーラ自然公園がある。



ウンディミエント(沈没)と呼ばれる滝。



25kmにわたり、つながる15個の沼をグアディアナ川が段々畑のように沼から沼へ流れ落ちて行く。



沼が映し出す「深緑」色はそこはかとなく美しい。

沼の岸に咲いたあやめ


ルイデーラ自然公園にはドン・キホーテで世界的に有名になったモンテシーノス洞窟がある。
続編22~24章に登場するとこ。中へもガイドさんと入っていける。
ねんどの地盤がズルズルする。コウモリもぶらさがっている。ちっちゃな鍾乳石もある。


モンテシーノス洞窟からハイキングコースを降りていく。
道端に咲いているハーブ。手で触り、その香りがとても良くて元気が出て来る。


見晴らし台がこんなとこに。
思わず座って「絶景かな~」って言うてみてみ。


山道からたどり着いたのがここ、セレミン宿。
これもドン・キホーテの続編24章にでてくる。
モンテシーノス洞窟の大冒険のあと、この世捨て人が住む「世捨て小屋」に寄ったとのこと。


サン・ペドロ教会。
世捨て人は「立派なキリスト教徒で、才覚もあり、おまけに慈悲ぶかい」方だったそうな。


その教会の横にあるピクニックができる公園。
自然の中で、野鳥の声を聞きながら食べるボカディージョ(サンドイッチ)は最高に美味しい。


昔の街道を歩いてたら山頂になにやら。。。


「ロチャフリーダ城」だって。
なにがあるんだろう?


必死にはって上がって行った先はむかしのお城の址。一枚の壁しか残ってないやんか。

ふと地面を見ると、どんぐりがいっぱい落ちている。
そしてローカル・インフォメーションで「ライオンはいませんが、イノシシはいます」と言われたことを思い出し、あわてて街道へ引きかえす。


自然にどっぷりと浸かったいちにち。
珍しい鳥も見たし、
よく歩きました。
セルバンテスが語る、グアディアナとルイデーラの沼にまつわる伝説を想像して帰途につく。

めでたし、めでたし。


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