hinomarulamanchaのブログ

スペイン滞在24年

ミーガスを 作る娘は マンチェーガ

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ラ・マンチャの郷土料理の一つに「ミーガス」というのがある。
ラ・マンチャは昔から農業と牧畜で成り立っていた地方なので、これも村はずれの農地で知恵を働かせて余りもの(と言うとおこられるけど)を利用しての料理。
なんせ主体は昨日、一昨日の残ったパン。
今日はこの土地に生まれたマンチェーガの我が娘がこの「ミーガス」に挑戦!!


材料:
細かく切ったパン 250g
分厚めのベーコン 200g
チョリソ 3個
ニンニク 1個

水 コップ半分

オリーブオイル 適量


準備:
細かく切ったパンは、少し水で湿らせ布巾で覆い、乾かないようにビニール袋にいれて一晩寝かす。


作り方:
まずはフライパンを温めてオリーブオイルをひく。
3㎝ぐらいに切ったベーコンをこんがり炒める。





キッチンペーパーにて余った油をとる。
同じフライパンでニンニクをゆっくりと弱火で煮るように炒める。



ニンニクを取り出して、次はチョリソを炒める。



深めのフライパンでパンを軽く炒めながら、ベーコン、ニンニク、チョリソとこれらを炒めたオリーブオイルを加える。



コップ半分くらいの水を加える。
パンと具をよく混ぜる。



パンと具が良く混ざって、パンがきつね色になったら出来上がり。

今でも畑仕事やぶどう狩りのお昼ご飯として食べられています。
「ミーガス」をみんなで囲んで、スプーンで食べる。だだっ広い緑の自然を見ながら食べる料理は最高に美味しいと思う。もちろんワインはラ・マンチャのものでないとねぇ~。


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ラ・マンチャの 郷土料理で 春うらら

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春がもうすぐそこまで来ている。
そんなうららかな週末は友達と一緒に村はずれのカサ・デ・カンポ(別荘)に集まって、料理を作ってみんなで食べる、っていうのは最高。おしゃべりと笑いとであっという間に時間が経ってしまった。

ラ・マンチャの郷土料理、ティツナオを紹介します。
材料:分量は4人分。(下の写真は16人分のものなので大量です。)
タラ 500g
ジャガイモ 2個
玉ねぎ 2個
ニンニク 1個
干し赤ピーマン 2個
オリーブオイル、水は適量。


暖炉でジャガイモ、玉ねぎ、ニンニクを焼きます。



アチイ、アチイと言いながら、ジャガイモ・玉ねぎ・ニンニクの皮をむき細かく切る。というか、ほとんどちぎってる。



タラも火にあぶって、皮や骨を取り除き一口大に切る。
干し赤ピーマンも同様に一口サイズに切る。




材料を鉄鍋にいれ、水とオリーブオイルを加え、暖炉にて煮る。

時々かき混ぜながら20分くらいで出来上がり。


みんなでティツナオを囲んで「いただきま~す。」


オヤジたちはポーチでビールを、子供たちは庭でサッカーして遊んでる。昼寝してる人も約数名。
この後、夕方には暖炉の火でカルソッツを焼き、カルソッツパーティーが行われた。その模様はまた後日に。

アーモンドの花も春を告げてる。
片田舎に住んでるからこそできる小さな楽しみ。
のんびりしてて、ごくらく、ごくらく。


日の丸ラ・マンチャもこんな感じで“ほのぼのとしたラ・マンチャ”のミニツアーを企画してます。
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info@hinomarulamancha.com  
お気軽にどうぞ。



ワイナリー アットホームで 満足し

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今日はラ・マンチャの中心にあるカスティブランケ・ワイナリーを紹介します。

これらのステンレス製のタンクの中で、ワインが発酵されてます。温度調節には目が離せません。

オークの樽に眠っているワインたち。この樽に眠る期間で、クリアンサかレセルバかグラン・レセルバかが決められます。もちろん樽の中でもワインは生きているので、それに耐えられるような良質のブドウであることが必須条件。


ワイナリー見学の後はみんなでワインを試し飲み。ワインも美味しいけど、生ハムやチーズのタパスも良い。
カスティブランケ・ワイナリーのオーナーが直々、ガイドをしてくれる。このオーナー、とっても朗らかでアットホームな人。この日はラッキーにもソムリエさんも来ていて、このお二人からかなり詳しくワインについてお話してもらいました。
あっちのタンク、こっちのタンクと合計6種類のワインを試しました。
あ~、まんぞく、まんぞく。


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