モティージャとは小山という意味。
本名はモティージャ・デル・アスエル遺跡。
ラ・マンチャ地方シウダ・レアル県のダイミエル村（私の住む村）から10キロほどの所にある。
今から約4000年前に築かれた砦。青銅器時代のもの。100人くらいの住民を外部の攻撃から守っていた。この砦を訪ねると、当時の住民の生活様式がうかがえる。砦の中心部にはイベリア半島最古の井戸がある。その深さにはびっくり仰天！！
こんな昔も人間は水を求めて必死の思いをしたのね。
ダイミエル村付近には20個以上のモティージャが確認されているが、ほぼ完璧に残されているのはこのモティージャ・デル・アスエルのみ。40年かかって、発掘修復工事がなされ、今春より一般公開。
スペインで今ひそかな噂になってる観光地。
今日も義母の家で家族そろってのお昼ご飯をいただく。
エンサラディージャ ルサ（芋サラダにオリーブの実、きゅうり・玉ねぎ・人参・カリフラワーなどのピクルス、とうもろこし、ゆで玉子などを細か～く切ってマヨネーズで混ぜる）で始まり、メインは豚のオーブン焼き。
お肉よりも下にひかれたお芋さんのほうが、お汁がたっぷり浸み込んでいて、美味しい。
ワインはクエンカ県のもの。テンプラニージョのクリアンサ。これもまた美味しい。
スペインに来て、カタツムリを食べれるようになるまでに約一年、ザリガニに約三年、豚のお手てに約十五年かかった。
でも慣れるとどれも美味しいもんよ。
5時間かけて、にんじん・たまねぎなどとじっくり煮るのもいいし、圧力鍋で40分でもいい。カレー・クミン・醤油など好きに味付けしてしゃぶるようにして楽しむ。
タンパク質・ビタミン・ミネラルが豊富。
マニータス（手）と呼ばれているけど、手も足も同じだと思うんですが。
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