闘牛をめぐって論争
みなさん、こんにちは~!!
日本ではスギ花粉症に悩まれている方が非常に多いとのこと。
スペインでは、スギ花粉の代りに、オリーブ花粉症があります。
私の娘がこのアレルギー患者で、今年もつらい季節が近づいてきてます。
「マスクしたらええやん」と勧めても、
「誰もマスクしてへんから恥ずかしいわ」とのこと。
そう言えば、ラ・マンチャの村でマスク姿の人を見たことがないです。
みんな鼻の下にティッシュをあてて歩いてはります。鼻の下、真っ赤っか。
さて、
毎月第一月曜には、村会議があります。
これは、主婦のブログによく登場する村役場ですね。
このなかに会議場があります。
村会議の3日ほど前に、話し合いのテーマが掲示され、
興味のある人は自由に入って聴くことができ、
意見を言ったり、質問ができます。
今回のテーマに「闘牛」がありました。
「闘牛は、動物の虐待だから、お祭りでの闘牛は止めるべきだ」
という提案がありましたら。。。
村会議に聴衆がわんさか集まり、会議場は稀に見る満員御礼。
動物愛護会の人達も闘牛好きの人達も意見を述べてました。
闘牛を伝統の芸術と観るか。。。
闘牛を野蛮な虐殺と観るか。。。
結局、村議員さんたちの多数決で、闘牛は村祭りで継続されることになりました。
写真正面に並んでいるのが村議員さん。
闘牛とフラメンコは、スペインの二大看板みたいなもんやし。
闘牛で生活してる人もかなり多いし。
闘牛があるから、大切に育てられてる雄牛もいるんだし。
ひとことで虐待と言っても、大ケガする闘牛士もいるし。
確かに殺される牛は可哀そうやけど。
なかなか難しい問題ですな。
では、また~~~。