hinomarulamanchaのブログ

スペイン滞在24年

ぐるぐると サインポールで 目がまわる

今日はちょっと涼しいかな?
スペインの北半分は雨降ってるけど、ラ・マンチャはカラカラの晴れ。



突然ですが。。。
「ドン・キホーテ」の産みの親、セルバンテスのお話しをします。


どっかで見たことあるでしょ。



マドリッド県のアルカラ・デ・エナーレス市生まれ。天秤座。
父親は外科医だったそうな。。。


貧しい家族だったそうな。。。


セルバンテスのお姉さんは「怪しい商売」をしてたとか。。。

セルバンテス自身も金銭関係で何度も牢獄生活してたとか。。。


けど、外科医と貧乏って帳尻が合わんやん?



じつは、16世紀の当時は、医学を修めた本当の外科医と庶民の外科医「床屋外科」がありました。
セルバンテスの父親は多分、この「床屋外科」だったと思います。(勝手に書いてますんで、違うかもしれんから、軽く読んでね。)


サインポールです。
理髪店の店先にあるもの。今でもあるのかなぁ?


赤色は動脈、青色は静脈、白色は包帯、とかいう説があります。
これが「床屋外科」のなごり。


その昔、床屋さんは器用に刃物を使うということで、掛りつけの僧侶から指導を受けて、簡単な手術をしてました。
医学の知識もなく、親が床屋外科だから、息子も床屋外科になれた時代だったんで。。。
想像しただけで恐ろしいですね。


お金持ちの貴族は本当の外科医に行き、貧しい庶民は命がけで床屋外科に行ってたと思います。
だから、セルバンテスの父親は外科医と呼ばれてますが、家族は貧乏だったんが納得できます。
帳尻が合いました。


めでたし、めでたし。。。



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見てもらえたら、うれしいな。

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